デンマークの時間にまつわる話

2018年4月18日に留学中の私が書いていたものが残っていたので、読み返してみました。

面白いので、投稿することにしました。笑

 

デンマークの時間にまつわる話です。

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今日は、コペンハーゲン大学の授業時間から思ったことについて書きたいと思います。

 

日本の大学の授業だと、1コマ90分、〇〇時~✖✖時まで、お昼休み12時から13時くらいと決められていると思うのですが、コペンハーゲン大学の場合は、各授業ごとに始まる時間も、長さもばらばらです。(Aという授業は10時~12時だけどBという授業は13時~17時までみたいな感じです。)最初は、「授業の始まる時間が日によってばらばらだから覚えにくいね~」と日本人留学生同士でしゃべっていました。

さらに、おもしろいのが、13:00~15:00と表記されていたら、

日本ならばおそらくみっちり2時間授業が行われると思うのですが、

コペン大では実質90分授業なのです。(笑)

 

この授業は13:00~15:00だよ。と書かれていたら、

13:15にはじまり、14:00~14:15に休憩があり、14:15~15:00後半の授業。

という流れになります。

 

13:15開始って書いたらいいやん。(笑)

と、思ってしまいます。

でも、そうしたらおそらく13:30にしかみんな来ないんでしょうね。

 

開始時刻の表記に関しては、少し不満ですが(笑)、

間に小休憩をはさむ授業スタイルはとても気に入っています。

みんなこの間にカフェにコーヒーを買いにいったりしています。

少し休憩を挟むだけで、頭もすっきりするし、前半の授業で見直したいところを少し確認することもできるのでとてもいいと思います。

日本の大学の授業も90分ぶっ通しじゃなく、間に15分休憩あったらいいのになあと最近すごく思います。

 

時間に関してもう1つ、バスや電車の到着時刻に関してです。

海外では、予定時刻になってもバスや電車が来ないとよくいわれます。

たしかに、コペンハーゲンも日本よりは時間にルーズですが、全然来なくてめちゃくちゃ困ったことはありません。

電光掲示板があり、あと何分で来るかをおしえてくれます。

日本だったら、何時何分と書かれていて、遅れたら何分遅れとまで表示され、駅員さんが放送で遅延を知らせてくれますが、こっちではそもそも何時何分とまでは電光掲示板に書かれていないので、あらかじめ電車やバスの時間を調べていないと遅れているかは分かりません。(遅れていたところで日本みたいに細かくは教えてくれない。)

また、メトロは無人運行しており、後ろに戻ることができないため、ごくまれに停車位置にとまれなかったときにその駅をとばすことがあります。(これはびっくりしました(笑))

 

日本では、毎日2時間かけて通学していたので遅延することも多々ありました。そのたびに駅員さんがめちゃくちゃ放送で謝るのに対し、「しょうがないからそんなに謝らなくていいですよ~」と思っていたので、デンマークのこの自然な対応はいいなと思います。

 

時間にルーズで遅刻するのは本当にだめだと思いますが、1分の電車の遅延にピリピリ、イライラするのも違うんじゃないかなと思います。

 

いい具合のゆるさが、いつでも大切なんじゃないかなと思いました。